▶ 2013.04.04 [ インタビュー・レポート ]
オープニング曲アーティスト 昆夏美インタビュー



本作のオープニングテーマを歌う昆夏美さんのオフィシャルインタビューが到着。
昆夏美さんはミュージカル界の新世代の歌姫として注目される舞台女優で、
数々のミュージカルで披露してきた伸びやかな歌声を、
本作のオープニングテーマでも聴かせてくれます。

―初めてのレコーディングはいかがでしたか?

ミュージカルではたくさんのお客様の前で歌っているのに、
初めてだったせいかは分からないのですが、マイクの前で歌うのは難しかったですね。
今なら機械で編集してしまえばすぐに直るのに、スタッフの皆さんが
「ここの音が1つ下がっているからもう1回録ってみよう」
と妥協せずに何度も録り直しをしてくださって、1曲収録するのに夕方から夜中まで
かかってしまいました。
収録が終わってからマネージャーさんと二人で
「初めての収録がこのスタッフで良かったね」という話をしていました。

ミュージカルしかやったことがないし、ポップスの歌い方も習ったことがないのですが、
ミュージカルっぽい歌い方にはしたくないと意識はしていました。
実際のミュージカルでは気持ちがノッてくると顔が変になってしまうこともあって、
お客様が見ているのであまり変すぎるとアレ?みたいなことになってしまいますが、
レコーディングは誰も見ていないし私とマイクの空間だから
高いキーは凄い顔をして歌っていたと思います(笑)。
ミュージカルではこういう歌い方をしたことがなかったので新鮮だなと
思ってもらるのではないかと思います。

―石川智晶さんから曲を渡された時はどんなお気持ち
でしたか?


石川さんが歌っているデモテープを頂いて、
その声を聴いたときに凄い世界観だなと感じたのですが、
同時に私が歌ったときにどうなるんだろう?と
しばらく考えてしまいました。
でも石川さんは優しくて、明るい感じで
「いいよ、“なっちゃん”やっちゃって」
とフレンドリーな感じで接してくださって
「好きなように歌って良いよ」
と私の声を尊重して頂きつつ、色々アドバイスを
頂きました。
だから私がデモテープで聴いていた『私は想像する』とは
違う曲に仕上がっていると思います。

本当にこの曲は難しくて、石川さんにも
「この曲本当に難しいよ」って何回も言われていました(笑)。

―印象に残ったところは?

『私は想像する』というタイトルで、曲の中にも『私は想像する』って
何回も出てくるんです。
間奏部分にもウィスパーで「私は想像する」って入っていますし、
最初の部分も「私は想像する、私は想像する」で始まるし、
そこが格好良いなと思いました。

実はこの曲の歌詞はちょっと分かりにくい歌詞だと思っていたのですが、
石川さんも「それで良い」みたいなことを仰っていました。
タイトルの通り歌詞から色々想像できる曲で、私が「こう思った」と話すよりも、
まずは聴いてくださる方にどう感じるか、何を想像するかをお任せしたいと思います。

―アニメはご覧になられましたか?

試写会で1話を拝見したのですが、一番いい所で曲が流れてきて
「格好良い!」と思いました。

―どのような歌手を目指していますか?

今回がCDデビューで、今後も歌手をやらせていただけるかどうかまだわからないので
月並みな言葉になってしまうのですが、色々な曲が歌える歌い手になりたいです。
今までバラード系などゆったりした曲しか歌ったことがなかったので、
『私は想像する』のようなロック調の曲を歌うのは凄く難しかったんです。
ですがそういう経験をして大先輩である歌手の皆さんは 色々な歌を歌える人に
なっているんだなと今回思いました。

―将来的に単独のライブとかどうですか?

やりたいです!
でも持ち曲が無いので…(笑)。
あとMCがダメで喋れないのでそっちが心配ですね(笑)。

―作詞や作曲への挑戦はどうですか?

やってみたいとは思います。日々思うことがあるので詞は書けそうです。
でも皆さんどうやって詩を書いているのか気になります。
作詞・作曲・編曲・歌:昆夏美ってめっちゃ格好良いけど無理!(笑)

―カラオケではどのような曲を歌われますか? またアニソンとの関わりは?

J-POPも歌いますし初音ミクとかも歌います。
昔は良くアニメを見ていて『魔法騎士レイアース』が大好きで、
オープニングテーマの『ゆずれない願い』を良く歌います。
あとは『ハレ晴レユカイ』を高校の体育祭でクラスの皆と一緒に踊ったりですかね(笑)。

4月から始まるミュージカル『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役をやらせていただくのですが、平野綾ちゃんと同じ役でとても不思議な気がします。

 

―昆さんの歌を聴く皆様へメッセージを
お願いします。


私の基本はミュージカルですが、それとは違った形で
今回歌わせていただいています。
ミュージカルからやってきたんだという
変な先入観なしに、
いちアーティストとして聴いていただければと思います。




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